ようこそSmartPyへ

サイトの構築中です。2024年9月中旬に構築を開始したばかりで、中途半端な部分が多いのですが、ご容赦ください。

ただし、以下にスクリーンショットを載せているPythonプログラムの演習端末 PyTermは、現状でも十分にお役に立ちますのでご活用ください。

はじめに

本サイトは、高等学校や中学校で行われているICT教育や学習を支援するために、教材や様々な関連情報を提供することを目的に開設しました。

特に、プログラミング言語Pythonを対象として、教材や情報、さらには、使用環境に依存しないプログラミング演習環境を提供することを目的として立ち上げました。本サイトに示しているPythonプログラムは、本サイトが提供するWEB上で稼働するプログラミングの演習端末 PyTermで動作確認することができます。

ICT教育におけるプログラミング

教育の情報化の掛け声のもとに、小中高校でのICT教育や、教育へのICTの活用が進められています。

ICT教育という点では、小中高校でプログラミング教育が必修化されており、大学入試でも令和7年度からプログラミングを含む情報Ⅰが試験科目に加えられます。プログラミング教育では、プログラミング的思考の習得が重視され、必ずしも現実のプログラミング演習などが要求されていません。しかしながら、プログラミング演習なしでのプログラミング教育は、プログラミング的思考の正しさを具体的に検証できないため、十分な教育成果は望めません。この意味で、プログラミング的思考の教育・学習のためには、児童生徒がプログラミングを行える環境を提供することは必要不可欠と考えられます。

プログラミング言語の選択

また、大学入試科目としての情報Ⅰのプログラミング問題では、特定のプログラミング言語に限定されない、多くのプログラミング言語の共通的な機能や記述法を考慮した疑似的なプログラミング言語で問題が提示されています。このため入試科目の学習という意味では、プログラミング教育では、どのようなプログラミング言語を選択しても問題ありません。

しかしながら、以下のようなことを考慮すると、使用すべきプログラミング言語は限られてきます。

  • 初学者が限られた学習時間で十分な学習成果が上げられるか?
  • プログラミング学習の教材が十分に提供されているか?
  • 学校や自宅の機材で手軽にプログラミング演習ができるか?
  • 学習で得た知識や技能が、将来仕事や生活に効率よく応用できるか?

中高校の授業内容を見ると、統計・データサイエンス的な取り組みや、さらには生成AIの活用など、コンピュータを利用した多様な学習や探求が求められており、そのような多様な取り組みに対応できるプログラミング言語は、現状ではPython以外には考えられません。また、大学に進学する場合には、現在急激に増加しているデータサイエンス系の学部や学科は、その学習過程で当然のようにPythonでのプログラミング能力を要求していますし、理工系の学部でもC++やJavaなどを学ぶにしても、Pythonも学ぶことが一般的になってきました。

Pythonのプログラミング演習環境の提供

このような背景から、中高で使用するプログラミング言語としてPythonを使用することは適切な選択だと考えます。本サイトは、Pythonを使用したプログラミング学習を強力に支援します。